日照時間が少し短くなり、暑さも少し和らいで来ました。
季節の変わり目の急な天候変化で、工事の着手に悩まされております。
前回に続きまして、ALC建築物の防水工事
塩ビシート防水 機械固定工法についてご紹介致します。
機械固定工法とは
簡単に言いますと、部分的に塩ビシートを固定させる感じです。
塩ビ鋼板、固定ディスクを用いて塩ビシートを固定します。
塩ビ鋼板
別名 樹脂被覆鋼板
塩ビシートと同じ塩化ビニール樹脂をコーティングした物
塩ビシートを溶着や融着によって接着固定します。
和歌山県 紀の川市
アーキヤマデ 塩ビシート防水材 リベットルーフ
![](https://www.mizuma-2018.co.jp/60017160/wp-content/uploads/2022/08/5b5b0df23239486089f032a46aa7c275.jpg)
下穴を開けます。
(今回は下地がALCの為、エポキシ樹脂を充填しアンカーの効きを強くします)
![](https://www.mizuma-2018.co.jp/60017160/wp-content/uploads/2022/08/34-02.jpg)
アンカーを打ち込みます。
![](https://www.mizuma-2018.co.jp/60017160/wp-content/uploads/2022/08/34-03.jpg)
ビスを絞め、塩ビ鋼板を下地に固定します。
![](https://www.mizuma-2018.co.jp/60017160/wp-content/uploads/2022/08/34-05.jpg)
ドレン廻りは、このように水の流れに合わせて塩ビ鋼板を付けます。
(既存ドレンに合わせて改修ドレンを選ぶので、毎回、納まりが変わります)
塩ビ鋼板の固定は、
主に入隅 出隅 防水端末部 ドレン廻り 架台廻り になります。
脱孔の際には、建物内外に工事音がかなり響きますので、
お客様の建物の立地状況、近隣の方々への配慮を考え
お客様と作業時間帯のご相談をしっかりとしてから、工事に着工させて頂いております。
工事音をあまり出せない場合は、別の防水工事のご提案もさせて頂きますので
お気軽にご相談下さい。
外壁の塗装やベランダ屋根の防水工事を御考えの方は、
ぜひ株式会社水間へお気軽にご相談ください!!
次回は、固定ディスクについてお話しさせて頂きます。